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助平(すけべえ)
助平(すけべえ)の意味とは、『すけべ、スケベ、助兵衛』を含めて『すけべえ(スケベ)』と言い、男性が女性に対して好奇心(こうきしん)『異常』を抱くことやそのような人『好き者(すきもの)、好色(こうしょく)』を示す言葉。いっぽう『好色(こうしょく)』な女性に対してもこの言葉は用いられる。
言葉の本来は、ある特定のものに強い興味を示すことを指し、江戸の時代から使われていた。『助(すけ)』はもともとの意味で『好き』であり、『兵衛(べえ)』は『呑兵衛(のんべえ)』などについている名詞や動詞を擬人化した接尾語(せつびご)。この時代には人名で『助兵衛』は、ごくあたりまえにありふれた名前であるため、現在のように訛った(なまった)かたちになっている。
明治の後半からは『好色(こうしょく)』の意味に使われるようになる。
備考
かつての戦国武将である花房職秀(はなぶさもとひで)通称『助兵衛』は、助兵衛(すけのひょうえ)で呼ばれている。竹中半兵衛(たけなかはんべえ)『重治』などの『兵衛(べえ)』が付いた著名な人物が『べえ』で全て読まれていることを思うと花房職秀(はなぶさもとひで)の場合、実に不自然である。彼の場合には特別な配慮があったと思われる。
静岡県の現『沼津市(ぬまづし)』駿東郡(すんとうぐん)原町には『大字助兵衛(おおあざすけべえ)』の地名があった。村の開拓者である『鈴木助兵衛(すずきすけべえ)』にちなみ名付けられたが、明治の時代後半に品が悪いという理由により、村の特産品である『桃』にちなんだ『桃里(ももざと)』に改名されている。
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